豚肉
食用肉として代表的なのが豚肉。日本では比較手に値段も安く、健康にも良いと人気です。さらに最近は味や食感のよいブランド豚も出てきました。
豚肉の効能
豚肉は牛肉に比べると10倍もビタミンB1が含まれています。しかも加熱しても壊れにくく、体内での吸収効率に優れています。
このビタミンB1が不足すると、食物の炭水化物が、エネルギーに変わらず、疲労物質である乳酸となって、疲れを感じます。ビタミンB1は、水に溶けやすく、汗などから排出されやすいので夏は特に不足しやすく、夏ばての原因となります。
それとビタミンB1はストレス予防にも役立っています。ビタミンB1は、神経繊維のつなぎ目で信号のやりとりに関与します。ビタミンB1が不足するとこの信号がうまく伝わらなくなり、精神状態が不安定になったり、自立神経のトラブルが起きたりします。
B1の多く含まれる食品は、豚肉がダントツで、次にウナギ、ハムですが、豚肉100gでB1の1日の所要量がまかなえます。豚ヒレ肉には100g中1.34mgが含まれ、これは牛ヒレ肉の約15倍とか。
ビタミンの損失が最も少ない調理法は蒸す(電子レンジが便利)、煮る、焼く、揚げるの順だそうです。
さらにニンニクやネギなどの野菜と一緒に摂ると効果的に利用されるそうです。
他にも成長を促進するビタミンB2や、抗酸化作用があり若さを保つといわれるビタミンEが、豚レバー中に多く含まれます。
豚肉は必須(ひっす)アミノ酸をバランスよく豊富に含み、吸収効率にも優れた良質のタンパク源です。また豚肉に多く含まれる飽和脂肪酸のステアリン酸や一価不飽和脂肪酸のオレイン酸は、悪玉コレステロールを下げたり、必要以上に上昇させない作用を持つことが知られています。
豚の品種
肉用豚で日本で飼われている西洋種の交配用純粋種は6種類。
これらの豚をいろいろ交配させて、独自のブランド豚を生み出しているのです。主な品種に大ヨークシャー種、高座豚に代表される中ヨークシャー種・ランドレース種、デュロック種、黒豚に代表されるバークシャー種、ハンプシャー種などがある。
| ■大ヨークシャー |
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| ■デュロック |
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| ■バークシャー |
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| ■ハンプシャー |
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| ■ヨークシャー |
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| □ランドレース |
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豚の雑学
イノシシを家畜化したものが豚です。イノシシは古くから広くヨーロッパ、アジア、北アフリカなどに分布し、約1万年ぐらい昔からすでに飼われていました。それが品種改良されて現在あるような豚になりました。 豚は、古くから人間の暮らしと関わりがあっただけに、多産多幸・家庭の幸せのシンボルとなっていることが多いようです。
韓国では、縁起のよい動物とされています。漢字の「豚」を韓国語読みした「トン(돈)」が、「お金」を意味する韓国語と綴りが同じだから。夢に豚が出てくると、お金持ちになれるなどの言い伝えがあります。
また、お祓いの祭壇の一番前を飾るのが「豚の頭」です。毛深いままじゃなくて、毛をきれいに削ぎ落とし、ゆでたものです。笑っているように見える顔の豚は縁起がいいそうです。
ちなみに日本でいう亥年は韓国では「豚年」。
中国では古来より、常にブタが最も重要な家畜として位置を占めていました。ゆえにブタは財運の象徴として大変縁起の良いものとされています。お正月に玄関にぶたの絵(太ったブタが門を押し入った来る絵、ブタが宝箱を背負っている絵など)を貼ります。
バリ島では、ブタは神様の使いとされていて、飛ぶ豚の木彫りの置物があります。
ドイツ人はよく、運がよかったときに「Ich hab Scwein gehabt.」といいますが、これを直訳すると「ぶたを手に入れた」となります。
ドイツ人は、誕生日・旅立ち・正月などに「グリュック シュバイン」といわれるぶたのフィギアを渡します。
これは、ぶたと1ペニヒ硬貨をあわせたもの。ほかにもぶたと四葉のクローバーもよくもちいられる幸運のシンボルです。